名古屋市
ピンポン外交記念モニュメント(ぴんぽんがいこうきねんもにゅめんと)
卓球外交を世界平和の象徴に
ピンポン外交とその舞台となった1971年の世界卓球選手権大会を顕彰する記念モニュメントが平成27年に愛知県体育館の西側、正面外壁に設置されました。モニュメントは縦3m、横7mの陶板で水墨画をイメージ。日本、アメリカ、中国の国旗をモチーフとしたピンポン玉が飛び交い、多国間の対話が弾むさまを表現しています。
歴史に大きく貢献した「ピンポン外交」とは
ピンポン外交昭和46年(1971)に名古屋市で行われた第31回世界卓球選手権に中国が6年ぶりに出場、大会終了後に中国がアメリカ合衆国など欧米の卓球選手を自国に招待したことをきっかけとする一連の外交を指す言葉です。これにより、険悪だった米中関係が緩和し、日中国交正常化にもつながりました。
世界平和を願って
ピンポン外交が歴史に与えた意義をふまえ、世界平和へのメッセージを発信するための記念に作られたのが「ピンポン外交記念モニュメント」です。愛知県体育館に設置され、平成27年(2015)に除幕式が行われました。
国と国との間で対話が弾むことを願って
モニュメントは縦3m、横7mという大きなもので、体育館西側の正面外壁に設置されました。陶製で水墨画を連想させるモノトーンを基調とし、日中の書家が「平和」「友好」「愛」「夢」の文字を揮毫。さらに、日米中3国の国旗をモチーフとしたピンポン玉が飛び交い、国と国との間で対話が弾む様子を願う気持ちが表現されています。
スポットの概要outline
- 所在地
- 〒460-0032
名古屋市中区二の丸1-1 - 駐車場
- 近隣有料駐車場有
- 電話番号
- 052-971-2516
アクセス方法access
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電車でのアクセス
名古屋駅から、地下東山線「栄」駅で、名城線へ乗り換え「市役所」下車。徒歩5分