花しょうぶ＆かきつばた祭り・名所特集

花しょうぶ祭り・名所特集

毎年初夏から梅雨入りにかけて見頃を迎える花菖蒲。似たような花に、あやめやかきつばたがありますが、違いは花弁の元。
花菖蒲は黄色が入っていて、あやめは網目模様、かきつばたは白が入っています。グラデーションのように、美しい色彩の花を鑑賞できる雅やかなまつりを紹介します。
※ 開花時期は気候などにより変化しますので、事前に確認してからお出かけ下さい。

※2024年情報に更新中です。

鶴舞公園 RoseFestival ハナショウブまつり【名古屋市】

鶴舞公園は、明治42年に名古屋市が設置した最初の公園で、サクラ、バラ、ハナショウブなどの花の名所です。昭和区の花「ハナショウブ」が楽しめる菖蒲池では夜間ライトアップも開催します。幻想的な菖蒲池の姿をぜひご覧ください。

【開催期間】2024年4月27日(土)～6月9日(日)
[菖蒲池ライトアップ]5月25日(土)～6月9日(日)　18:00～21:00
【開催場所】鶴舞公園

徳川園【名古屋市】

総面積2.3ヘクタールにも及ぶ池泉回遊式の日本庭園で、高低差のある地形に林を配しています。江戸時代に改良されて今も親しまれる江戸系などを中心に5月下旬から6月にかけて約1,800株の花菖蒲を楽しむことができます。

【見ごろ】5月下旬～6月初旬

珍種かきつばたまつり【豊明市】

愛知豊明花き地方卸売市場で保存されている、珍しいカキツバタ約30品種を展示します。カキツバタの展示のほかに、お花をモチーフにしたスイーツやエディブルフラワーを使ったミニ弁当等の販売、体験教室ではコケ玉つくりやアロマワックスカップつくりをします。

【開催日】2024年4月27日(土)
【開催場所】名鉄前後駅前広場

萬葉公園高松分園　花しょうぶ祭【一宮市】

万葉集の題材が多い萩が群生していたことにちなんで、萬葉公園と命名されました。6基の歌碑と44基の歌詩板が園内に設置されており、万葉の古を偲びながら散策できます。また、高松分園では、数十種類の花しょうぶが植えられ、6月に花しょうぶ祭が開かれ、日本の伝統的な茶会などが催されます。

【開催期間】2024年6月8日(土)
【開催場所】萬葉公園高松分園

佐屋川創郷公園【蟹江町】

佐屋川沿いに植えられ水郷の里のシンボル的公園です。町の花である花菖蒲が初夏の頃に白・桃・紫色などの大きく色鮮やかな花をつけます。

【見ごろ】5月中旬～5月下旬

大池公園　花しょうぶまつり【東海市】

大池公園内の花しょうぶ園は、広さ1,300平方メートル。江戸系、伊勢系、肥後系など、約100種類約5,600株の花しょうぶが白や紫、紅紫の花を咲かせ、初夏の訪れを感じさせてくれます。花しょうぶ園一面に美しい花しょうぶとそのまわりに咲くあじさいの調和もステキです。

【開催期間】2024年5月20日(月)～6月9日(日)
【開催場所】大池公園

花かつみ園【阿久比町】

万葉集に、中臣女郎(なかとみのいらつめ)が大伴家持(おおとものやかもち)に贈った歌があります。後に松尾芭蕉が『奥の細道』に記したように「花かつみ」は捜し求めても見つからない幻の花と言われてきました。
阿久比町では、アヤメ科の多年草で6月上旬～中旬にかけて鮮やかな紫色の花を咲かせる野花菖蒲(ノハナショウブ)のことを「花かつみ」と呼んでいます。
毎年6月初旬から中旬にかけて一般公開されます。

【見ごろ】6月中旬

碧南市　花しょうぶまつり【碧南市】

愛知県最大の天然湖沼「油ヶ渕」の北岸に位置する公園で、市の花「花しょうぶ」が1万8,000平方メートルの敷地に80品種・1万3千株植えられています。毎年5月下旬から6月中旬にかけ、市を代表する観光イベント「花しょうぶまつり」が開催されます。イベント期間中には、日没後のライトアップや写生大会、応仁寺の本堂開放、インスタグラムフォトコンテストなどが開催されます。

【開催期間】2024年5月25日(土)～6月9日(日)
【開催場所】油ヶ渕遊園地・応仁寺境内一帯

史跡八橋かきつばたまつり【知立市】

歴史も古く約70年前から行われており、全国から多くの観光客が訪れます。
平安時代の歌人在原業平が「かきつばた」の5文字を句頭に入れて歌を詠んだ八橋は、伊勢物語の昔から広く知られるかきつばたの名勝地です。敷地11,130㎡の庭園内に16の池があります。かきつばたは、愛知の花でもあり、知立市の花でもあります。5,000円札に描かれているかきつばたの花も八橋のかきつばたと言われてます。

【開催期間】2024年4月25日(木)～5月17日(金)
【開催場所】八橋かきつばた園（無量壽寺境内）