ビルやマンションの谷間ににょっきり頭を出す大仏さんや全身ど派手な大仏さんなど、愛知にはユニークな大仏さんがいっぱい!調べてみると、その造立エピソードも人間味があってとても面白いです。ちょっと怪しくてワクワクする大仏さん巡りは、いかがですか? 写真のないスポットは随時アップします!
曹洞宗普光寺の境内に座る黄金仏は知る人ぞ知る存在。高さ7.235mでやや小ぶりです。境内には北大仏をはじめとして、如意輪観音像、十二支地蔵像、道元禅師とキノコを干す老僧の像などがあります。
〒462-0837 愛知県名古屋市北区大杉3-12-8
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全身鮮やかなグリーン&ゴールドに輝く目・耳・口の圧倒的な存在感が話題となり、珍スポットとして有名になった名古屋大仏。この大仏は、織田信長の弟・信行が父の菩提を弔うために建立した寺の境内にあり、本堂にはねむり弁天や日本一の木魚、男女和合の像などが祭られています。昭和62年完成、平成18年に緑に着色。
江南市布袋にある大仏。名古屋で鍼灸師をしていた前田秀信さんが43歳のときに、夢のお告げによって大仏造立を決意し5年後に完成させました。像の高さは18m、個人所有のものとしては最大級の仏像で、住宅街に突如現れる仏像が話題となりました。台座部分は、店舗兼住宅となっており、前田さんのご子息が治療院を営んでいます。
1916年(大正5年)、実業家山田才吉氏が聚楽園を開園。その園内に大仏建立を考え、一般の寄附を求めましたが資金は集まらず、私財を投じて作られました。戦前には胎内めぐりができたそうですが現在は閉鎖。聚楽園公園周辺は、しあわせ村として東海市が整備しています。
全長は「薬師(やくし)」に合わせ8.94m。銅製の仏像に約10㎝四方の金箔3万枚が貼り付けられているので全身キンピカです。拝観料は無料ですが、像の下の暗い通路を通り抜け、本尊の裏側を通って足の裏を触ることもできる「胎内巡り」はお守り袋が付いて500円です。
昭和初期に海難者の冥福を弔うために建立され、海の方角を向いて座っている大仏。像高は7m、基壇をあわせると14mあります。コンクリートで作った上に漆喰で仕上げ、銅のような赤茶色にペイントされているので一見するとブロンズのように見えます。後ろから階段を上って、胎内めぐりをすることができます。