今年大河ドラマで話題の「徳川家康」。愛知県には、徳川家康ゆかりのスポットがたくさんあります。
徳川家のルーツを巡ってみてはいかがですか?
徳川家康は「松平家」出身。松平家の始祖・親氏が開拓し拠点としたのが松平郷です。この地にある松平東照宮は、徳川家康とともに松平氏の始祖・松平親氏を祀っています。境内にある家康誕生のときに産湯として用いたと言われる「産湯の井戸」や、徳川家康公没後400年記念事業として施された本殿の漆絵の天井画が見どころです。
【所在地】
豊田市松平町赤原13(松平東照宮)
天下もち
2023年1月21日(土)~2024年1月8日(月・祝)まで、岡崎公園内に「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」が開館中です。
大河ドラマ「どうする家康」の世界観に触れながら、家康の一生や三河武士について学ぶことができます。
※「三河武士のやかた家康館」は大河ドラマ館として営業中です。
最新情報は公式サイトにてご確認ください。
狭間合戦から450年目の2010年に整備された公園。
信長が今川義元を討ち取ったこの戦いには、今川方の武将として家康も参陣しています。園内には、合戦当時の地形、城、砦などがジオラマ化されており、信長・義元の進軍路を確認することができます。
【所在地】
名古屋市緑区桶狭間北3地内
家康が頭を悩ませた三河一向一揆の寺院。
戦国期~江戸時代に築かれた二重の堀と土塁の一部が残っており、境内は2015年に国史跡に指定されています。江戸時代には、一般寺院より格調高い建造物(鼓楼・鐘楼・経蔵・裏門)が建立され、市指定文化財となっています。
【所在地】
安城市野寺町野寺26
豊川と宇連川が合流する断崖上にあり、天然の要塞地に建つ城として、戦国時代、武田と徳川が奪いあった城です。
本丸跡や内堀、土塁跡などが見られ、桜や紅葉、彼岸花などの四季折々の花々が跡地を彩ります。長篠合戦のぼりまつりや史跡探訪ウォーキングなども開催。
【所在地】
新城市長篠字市場22-1
豊川の急崖を背にした奥三河の代表的な山城。
主郭を中心に多くの曲輪や遺跡が残っていますが、当時の姿を再現するため本丸御殿、本丸大手門、搦手門が復元されました。生きながら鋸引きされたと伝えられる道善処刑の地(道善塚)や首塚、物見台があります。
【所在地】
設楽町田峯字城9
豊橋公園を中心に石垣や土塁、堀などを見ることができます。
1565年に今川氏の城代を降伏させた家康は、酒井忠次を城主にしました。
秀吉の時代には池田輝政が城主となり大城郭に改修。
当時築かれた鉄櫓下の石垣は、この時代の最先端技術と言われています。
【所在地】
豊橋市今橋町3(豊橋公園内)
織田信長の叔父・信康が築城し、現存する日本最古の天守を持つ国宝の城。
天守の構造は、望楼型の三重四階地下二階。江戸時代、尾張徳川家の重臣・成瀬正成が城主となり幕末まで城主を務めました。
天守最上階からの展望、お城のすぐ南に広がる城下町の散策とあわせて、楽しめます。
【所在地】
犬山市犬山北古券65-2
1615年に、家康によって建てられた名古屋城。
家康は、当時の大都市・清須城から町ぐるみで引っ越しを行い、城は豊臣方大名に築城させることで、大名の財を削ぐとともに防備を図りました。その後は御三家筆頭・尾張徳川家の居城として栄えました。復元された本丸御殿は必見。
【所在地】
名古屋市中区本丸1-1
2023年の一年は、いつ来館しても必ず徳川家康ゆかりの品を鑑賞できます。
甲冑・刀剣・羽織・茶の湯道具など、来館のたびに家康との新しい出会いが。
他にも、尾張徳川家に受け継がれてきた宝物の数々を公開しており、近世大名文化をを伝えるコレクションの質と量は日本随一の美術館です。
【所在地】
名古屋市東区徳川町1017