いよいよ本年11月1日に、愛・地球博記念公園にジブリパークが開園します!
「自然の叡智」をテーマとし「人・いきもの・地球に対する愛」が示された愛知万博開催から17年、スタジオジブリ作品の世界観を表現したジブリパークにもその理念が含まれています。
各映画の世界観を表現した夢のような公園。だんだんと明らかになりつつある、ジブリパークの様子をのぞいてみましょう!
ジブリパークは、「大芝生広場」を中心に4エリア、園路を歩いた先にある少し離れた場所に1エリアがオープン予定です。
全5つのエリアが開園予定ですが、2022年11月1日には「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」が、3エリアの開園から概ね1年後には「魔女の谷」「もののけの里」が開園予定です。
来園者を迎え、導くのが、愛・地球博記念公園北口近くの「青春の丘」。
「丘」という名前の通り、もともとの高低差ある斜面を活かして『耳をすませば』の「地球屋」が表現されます。
主人公の月島雫が坂を上って猫の人形バロンが置かれているアンティークショップ「地球屋」に向かう、、、
そんな映画のワンシーンにトリップした感覚がこのエリアで楽しめるのではないでしょうか。
バロンの繋がりが気になる『猫の恩返し』から、「猫の事務所」もこのエリアに設置されるそうですよ。
また、既存のエレベーター施設を改修し、『天空の城ラピュタ』や『ハウルの動く城』に代表される19世紀末の空想科学的な世界観も表現されるのだとか。 ※ エレベーターは2022年3月23日に利用再開
スタジオジブリ作品の世界観が盛りだくさんな様子。どのようなエリアになるのか、楽しみですね!
2018年に営業を終了した温水プールの空間を活用して、通年天候に左右されず過ごすことができます。
展示室や映像展示室、売店やカフェ棟の他、子どもが楽しめる遊び場などが整備されるとのこと。スタジオジブリの多くの展示物を収蔵する倉庫も兼ね備え、幅広い楽しみ方ができそうです。
懐かしさを感じる和洋折衷の建築に、スタジオジブリ作品に登場する様々な世界観を表現・融合したジブリパークならではの空間。ジブリファンの心をくすぐるエリアとなりそうです。
「サツキとメイの家」周辺がさらに充実して誕生!
既存の「サツキとメイの家」に加えて、『となりのトトロ』の昭和の田園景観をイメージし、裏山の森に散策路が整備されます。
『となりのトトロ』の中で、サツキとメイの蒔いた種が早く芽を出すようにと、夜、トトロと一緒に踊るシーンは印象的ですよね!スタジオジブリによればこの踊りを「どんどこ踊り」といい、どんどこ森の由来となっています。
映画のように、子どもも大人ものびのびとした時間を過ごすことができる空間となります。『となりのトトロ』がより身近に、より深く感じられそうですね。
『もののけ姫』の世界観をモチーフにしたエリア。
画像の建物は『もののけ姫』に出てくる「タタラ場」(当時の製鉄所)をモチーフとした建物です。広場には、「タタリ神」や「乙事主(おっことぬし)」をモチーフにしたオブジェも置かれる予定です。
里山づくり活動や環境学習活動を行う「あいちサトラボ」の田畑などと隣接する、日本的な風景の景観美の中、子どもたちが体験しながら学べる場です。
5つのエリアで一番の広さを誇る「魔女の谷」。魔女を題材とした『魔女の宅急便』『ハウルの動く城』にちなんでいて、未利用地を活用し新たに整備されます。
北ヨーロッパ風の空間で、「ハウルの城」と荒地、『魔女の宅急便』の「オキノ邸」(主人公キキの実家)と庭園などが表現されます。
日本の風景をテーマにした「もののけの里」とはまた違った雰囲気を楽しめるエリアとなりそうです。遊戯施設やレストラン棟もでき、食事を楽しめるエリアになります。
ジブリパークができる「愛・地球博記念公園」は、2005年に開催された愛知万博(愛・地球博)長久手会場の跡地に開設された公園です。芝生広場や水遊び場、全長5.1kmのサイクリングコース、自然体感遊具といった大人も子どもも楽しめる施設が盛りだくさん。日本でここだけの磁気浮上式リニアモーターカー「リニモ」に乗って行くことができますよ。
【電車でのアクセス】
◎地下鉄東山線利用の場合は「藤が丘」駅で東部丘陵線(リニモ)に乗り換え、「愛・地球博記念公園」駅下車。すぐ
◎愛知環状鉄道利用の場合は「八草」駅で東部丘陵線(リニモ)に乗り換え、「愛・地球博記念公園」駅下車。すぐ
スタジオジブリが手掛ける初の観光動画として、「ジブリパークのある愛知」の魅力を描き出しています。
ドローンによるダイナミックな映像美とジブリの描く美しく奥深い愛知をお楽しみください。
「愛・地球博記念公園」から行きやすい観光スポットをご紹介。周辺エリアには、子どもから大人まで楽しめるスポットがたくさん。おでかけプランの参考にしてください♪
愛知県都市部と愛知県の自然豊かなエリアをつなぐ「猿投グリーンロード」を使えば、快適なドライブで、県内随一の人気スポットへも行けちゃいます!
また、「せともの」でおなじみの瀬戸の中心街にも県道209号をまっすぐ進めば車で15分から20分ほどで行くことができます。リニモの「八草駅」から、「せとコミュニティバス」で「瀬戸駅前」まで行くこともできるので公共交通機関で巡ることもできます。
その他、愛・地球博記念公園のある「長久手市」のお隣「日進市」には様々な体験ができる愛知牧場などファミリーにオススメのスポットもあるのでぜひお立ち寄りください。
名鉄瀬戸線「尾張瀬戸駅」を降りてすぐ、瀬戸川の両岸に広がる商店街。特に、せとものを売るお店が多く、「やきものの街」として象徴的な景観が広がります。また、4月には「せと陶祖まつり」が、12月には「みんなで集うクリスマス」などのイベントが開催されます。
アクセス
◎愛・地球博記念公園より車で約21分
◎「愛・地球博記念公園」駅からリニモ「八草」駅下車(2駅)、愛知環状鉄道に乗り換え「瀬戸市」駅下車(3駅)。瀬戸線「新瀬戸」駅(徒歩3分)から「尾張瀬戸」駅下車(2駅)、徒歩約2分
※「八草」駅から「尾張瀬戸」駅前までせとコミュニティバスが利用できます