グルメドライブ

Column.13

グルメドライブ

海の幸、山の幸、伝統的調味料、新進のグルメなどなど。海と山に囲まれ、かつモノづくりの精神が食品生産にも発揮された愛知県は食の宝庫。美味しいモノを求めて、西へ東へお出かけしてみませんか。

西尾の日本一を制覇!コース

愛知県西尾市は“日本一”グルメの宝庫。抹茶、うなぎ、そしてこの地で生まれたえびせんべい。気軽に一服、おやつとおみやげに一袋、そしてごちそうで満腹。1日で3つの日本一を制覇できるのです。

- コース内容 -

愛知の茶の湯文化を支えた日本一の西尾抹茶

西三河地方の一角、西尾市。三河湾に面し、かつ矢作川によって形成された肥沃な土壌を擁します。漁業、農業、そしてそれらを活かした食品加工などが盛んで、豊かで個性的な食文化が息づいています。
中でもいの一番で思い浮かぶのが抹茶です。約750年もの歴史を誇る古刹、実相寺境内に茶種を蒔いたのがルーツと伝えられます。抹茶生産量は日本一で、特に矢作河畔に近い市内北西エリアを車で走ると、右にも左にも青々とした茶畑が連なります。周辺には気軽に利用できる茶室、香り豊かな抹茶やスイーツなどのオリジナル商品をショッピングできる専門店、抹茶を活かしたメニューを味わえる食事処などがあちこちに。飲む、食べる、買う、そして心穏やかに癒しのひとときを過ごす・・・様々な方法で抹茶の里の魅力を満喫できます。

START!!

①あいや 本店

あいや 本店

抹茶 のリーディングカンパニー。本店はカフェとショップが併設され、その場で最高峰の抹茶を味わったり、抹茶や抹茶スイーツなどの西尾土産を買うことができます。

こだわりは伝統的な茶臼製法。御影石の茶臼でゆっくりとひくことで抹茶の風味を最大限に引き出しています。

2017年春には工場見学施設がリニューアルオープン。通常は茶匠しかできない茶葉のブレンドや抹茶づくりを体験できるとのことなので大いに楽しみです。

<商品情報>
人気の抹茶バームクーヘン1296円

<店舗情報>
住所:西尾市上町横町屋敷15
TEL:0563-56-2233
営業時間:9:30~18:30(ショップ ※カフェは 17:30まで)
定休日:無休(年末年始のぞく)

②松鶴園

抹茶製造の工場見学、オリジナルの抹茶製品のショップで買い物、抹茶をふんだんに使った料理やスイーツを賞味できる茶房と、三拍子そろった抹茶スポット。石臼で抹茶をひく工場を無料で見学したら、茶房でひと休み、またはお食事。ひと息ついたらショッピングと一カ所で西尾の抹茶を満喫できます。

<メニュー>
西尾の抹茶と三河一色のうなぎ、日本一づくしの豪華な組み合わせの六万石御膳。1日20食限定 2480円

<店舗情報>
住所:西尾市上町南荒子50-2
TEL:0563-54-3360
営業時間:10:00~19:00(物販は9:00~)
定休日:水曜日

松鶴園

③旧近衛邸

旧近衛邸

京都の公家、近衛家の江戸後期築の邸宅の一部を移築。書院と茶室からなり、縁側からは開放的な庭やその奥の西尾城の櫓を望めます。書院では抹茶をいただくことができ、抹茶の茶葉、茶菓子ともに週替わりで季節に合った味と香りを楽しめます。

<施設情報>
住所:西尾市錦城町231-1
TEL:0563-54-6758
営業時間:9:00~18:00(4月~9月、10月~3月は17:00まで)
抹茶の呈茶 10:00~16:00
定休日:月曜日(祝日・振替休日は開館)、年末年始
駐車場:50台

- 日本トップクラス生産量・一色のうなぎを味わう -

西尾市一色町は国内有数のうなぎの産地。全国生産の約2割を占めています。うなぎの養殖は明治12年に東京深川で始まり、一色町では明治27年から養鰻が行われるようになりました。うなぎ養殖の地としても国内でも屈指の歴史を誇っています。
一大産地だけあって当然うなぎを食べさせてくれる専門店も数多く、一色漁港に近づくにつれてうなぎ専門店ののれんや看板が目立つようになります。ドライブのしめくくりに本場のうなぎでエネルギーを充填するのもいいのでは?

④みかわ三水亭

一色産のうなぎをお値打ちに味わえるうなぎ割烹。炭火で生から焼き上げ、表面はパリッ、中はとろふわ。タレは地元産たまりとみりんがベースで、優しくまろやかな甘みがあります。うな丼1700円~とリーズナブルなのは、水産業が本業で養鰻も行っているからこそ。3000坪の広大な庭園もあり、おなかも感性も贅沢な気分に浸れます。

<メニュー>
うなぎが2層になってたっぷり入った特丼。2850円

<店舗情報>
住所:西尾市一色町坂田新田西江95-10
TEL:0563-72-8817
営業時間:11:00~14:00L.O、17:00~20:00L.O
定休日:水曜日
座席:80席
駐車場:50台

みかわ三水亭

- 日本初・日本一のえびせんべい -

えびせんべいも西尾のおみやげとして欠かせない一品。愛知県でせんべいといえばえびせんべい、というほどポピュラーな存在で、それもそのはず、えびせんべいは西尾市一色町が発祥の地なのです。主な原料の赤シャエビは日持ちがしないため、かつてはほとんどが肥料用か輸出用となっていました。これをえびせんべいに加工する技術が明治中期に開発され、それを機にご当地の菓子となったのです。国内生産のほとんどを愛知県が占め、そのうちの6割を一色町が占めています。

⑤丸源せんべい

丸源せんべい

大正8年創業の一色町でも屈指の老舗えびせんべい店。地元で揚がるエビを使って手焼きするせんべいは、封を開けたとたんにエビの香りがふわっと立ち上ります。とりわけ半生タイプは、エビ入りのせんべいというよりもせんべいの形をしたエビを食べているかのよう。店頭ではすべて量り売りもしてくれます。

<店舗情報>
住所:西尾市一色町一色亥新田67-2
TEL:0563-72-8545
営業時間:9:00~19:00
定休日:月曜日
駐車場:7台

⑥一色さかな広場

  • 一色さかな広場
  • 一色魚広場

えびせんべいはもちろん、鮮魚や干物などバラエティ豊かな海産物を購入できる“さかなのショッピングモール”。近年リニューアルされて、店内は明るくきれいに。おみやげに迷ったら、まずはこちらへ!

GOAL!!

問い合わせ

西尾市観光協会

TEL:0563-57-7882

大竹 敏之

取材【ライター 大竹 敏之】
<プロフィール>

名古屋メシと中日ドラゴンズをこよなく愛する名古屋在住のフリーライター。雑誌、新聞、Webなどに名古屋情報を発信。著書は『名古屋の商店街』『名古屋めし』『名古屋の喫茶店』『名古屋の居酒屋』など。コンクリート仏師、浅野祥雲の“日本唯一の研究家”として作品の修復活動にも取り組んでいる。