南知多の海の幸を満喫コース

Column.14

南知多の海の幸を満喫コース

伊勢湾・三河湾に囲まれた知多半島の先端・南知多町。ふぐやカニを筆頭に1年を通して良質の魚介類が揚がる海産物の宝庫です。名物グルメに手軽なおみやげ、離島の贅沢食材まで、1日じゃ食べ切れません!

- コース内容 -

豊かな漁場に育まれた バラエティに富んだ海の幸

細長い靴下のような形の知多半島。その南端の南知多は海に囲まれた海産物の宝庫。車を走らせれば常に青い海を望め、潮の香りに包まれるシーサイドドライブルートです。さらに定期船で気軽に渡れる離島もあり。名古屋からたったの1時間で、海を感じ、海を渡って島体験もできるのです。
南知多を訪れたら、食事も買い物も魚介三昧。半島を囲む伊勢湾、三河湾は中部の山々がミネラル豊富な水源となり、多様な海の幸がすくすくと育つ良質な漁場です。
とりわけ注目したい素材はとらふぐ。もともと水揚げが多かったにもかかわらず大半が下関など有名産地へ出荷されていたのですが、地産地消の気運の高まりで近年になって提供する店や宿が急増。高級魚のふぐをリーズナブルに食べられるエリアとして、認知度と人気が高まってきました。
他にもタコ、アナゴ、ワタリガニ、メゴチやキスなどの白身魚、アサリや白ミル貝、シャコなど、新鮮でおいしい魚介類は枚挙にいとまがありません。種類が多いのでランチにディナーに、そしておみやげにとそれぞれ異なる味を楽しめます。トランクにクーラーボックスを積んでお出かけしましょう。

START!!

①まるはドライブイン内海店

まるはドライブイン内海店

2015年にオープンしたまるはドライブインはおしゃれなビーチリゾートスタイル。浜辺のバーベキューや洗練されたダイニングでのランチやディナーなど、従来のまるはの大衆食堂的な異なるイメージの空間で食事ができます。もちろん名物のエビフライはバーベキューのオプションやコースの主役として注文可。ジャンボサイズのエビを薄い衣がまとうぷりぷりサクサクの食感から、エビのうまみが口いっぱいに広がります。

<メニュー>
ダイニングのエビフライコース1800円。
エビフライは1本640円でバーベキューの追加メニューとしてもオーダーできる

<店舗情報>
住所:南知多町大字山海字高峯9-1
TEL:0569-64-0333
営業時間:11:00~20:00L.O(土日祝・繁忙期は10:30~)
定休日:無休
座席:ダイニング60席、バーベキュー200席
駐車場:120台
※海を望むダイニング。テラスシートや個室もあり

②大漁園

関西や日本海側ではカニといえばズワイガニですが、愛知ではワタリガニが最もポピュラー。漁獲量は全国トップを誇ります。身はぷりぷりと弾力があり、甘みは濃厚、ミソはねっとりまろやか。臭みやクセがなく、ズワイガニよりもリーズナブル。初夏から秋にかけてはオスが旬で、秋に入ると卵が詰まったメスが多く揚がります。イチ推しはゆでガニ。醤油で炊く具足煮、味噌汁やサラダの具にしてもおいしくいただけます。

<メニュー>
ワタリガニ付きの昼会席3000円~。旬は6~10月でそれ以外の時期は漁の状況によりカニがないこともあるため要確認。他にふぐ会席や平日限定のランチなどもあり。

<店舗情報>
住所:南知多町大字多大井字間哉24-39
TEL:0569-63-2288
定休日:水曜日
備考:食事は要予約

大漁園

③魚新 株式会社

魚新 株式会社

知多半島ならではの“メジロ”の干物。この地域ではアナゴをこう呼び、干物にするのは他の地域ではほとんど見られません。魚新商店では夏場に豊浜漁港で水揚げされた脂が乗ったものだけを使い、県内産の無添加の醤油、みりんを使う特製タレに通してじっくり天日干ししています。軽く炙ってご飯のおかずや酒の肴にどうぞ。

<店舗情報>
住所:南知多町大字豊浜字新居138
TEL:0569-65-2567
営業時間:9:00~17:00
定休日:火曜日

④ヤマキ本店

昭和27年創業の水産加工の老舗。地元で採れる新鮮な海産物を使ったのりや干物、えびせんべいなどを製造販売しています。素材の持ち味を活かした自然な味わいが特徴で、中でも岩寿のりの味つけのりや佃煮の瓶詰が看板商品。佃煮は白しょうゆを使って炊いた岩青のり、わざび入りなどのバリエーションがあり、師崎港近くの本店のみで販売される甘口もあり。

<店舗情報>
住所:南知多町片名於更15
TEL:0569-63-1281
営業時間:9:00~17:00
定休日:水曜日

ヤマキ本店

- 船で10分で渡れる離島は 魚介三昧のグルメアイランド -

日間賀島

知多半島の先端、師崎港から船で10分程度で気軽に渡れるのが日間賀島と篠島です。どちらももちろん漁業が盛んで、宿や食堂では島で水揚げされる新鮮な海の幸を味わえます。
日間賀島は“タコの島”として知られ、船着き場のある西港と東港でそれぞれタコのオブジェが出迎えてくれます。夏はイルカのふれあい体験があるなど、明るい開放的な雰囲気が島全体を包みます。外周約5.5㎞の小さな島なのでレンタサイクルで島内を巡るのもいいでしょう。近年はふぐにも力を入れていて、1万円前後でフルコースを食べられる食事処も少なくありません。
篠島は“東海の松島”と称される風光明媚な島。海水浴場は800mもの砂浜が続き、「日本の夕日百選」にも選ばれています。ふぐ、鯛、シラスが目玉の食材で、味自慢の宿や食堂が目白押し。太公望を狙う釣り客も数多く訪れます。

⑤日間賀観光ホテル

宿泊だけでなく日帰り昼食でも充実した料理を味わえる、日間賀を代表する観光拠点。多幸(たこ)づくしのコースは刺身やしゃぶしゃぶ、多幸飯など、柔らかさや弾力、甘みやうまみなど、手を替え品を替えてたこの多彩な魅力を味わわせてくれます。秋から初春にかけてはふぐが旬。てっさやてっちりなど、これまたバラエティに富んだ調理法でふぐのおいしさを提案してくれます。

ドライブではありませんが、電車・船・料理がセットになったお得なプランもあるので、予算やスケジュールに応じて利用するのもお薦めです。

<メニュー>
お昼の多幸ミニコース3780円。2名以上で要予約
ふぐのコースは8640円~

<店舗情報>
住所:南知多町日間賀島
TEL:0569-68-2111
営業時間:11:00~13:00L.O(食事利用の場合 ※要予約)
定休日:無休

日間賀観光ホテル

GOAL!!

南知多町観光協会 Tel:0569-62-3100

日間賀島観光協会 Tel:0569-68-2388

篠島観光協会 Tel:0569-67-3700

大竹 敏之

取材【ライター 大竹 敏之】
<プロフィール>

名古屋メシと中日ドラゴンズをこよなく愛する名古屋在住のフリーライター。雑誌、新聞、Webなどに名古屋情報を発信。著書は『名古屋の商店街』『名古屋めし』『名古屋の喫茶店』『名古屋の居酒屋』など。コンクリート仏師、浅野祥雲の“日本唯一の研究家”として作品の修復活動にも取り組んでいる。