ド素人の新城ラリー観戦記

Column.20

ド素人の新城ラリー観戦記

いよいよ11/4(土)・5(日)に新城ラリーが開催されます!
新城ラリーは、全日本ラリー選手権の第9戦(最終戦)。昨年11月、チャンピオンを懸けたこの注目のレースを、クルマに全く興味のないド素人が観戦しレポート。素人目線全開でお送りします。※クルマ好きの方はこれ以上読み進めないでください。

ド素人、ラリーを初観戦する

「新城ラリー、面白いですよ」と言われ連れて来られたのが新城の市街地で行われたセレモニアルスタート(ラリー前日に行われる壮行会的イベント)。パンフレットによれば、「日本で最大級のラリーの大会」が、県営新城総合公園と鬼久保ふれあい広場の二ヵ所で行われるらしい。悪いが全然興味ない。
「ここで見ててください。選手たちが登場しますよ」
沿道には地元の小学生が旗を持って歓声をあげている。
F1のレーシングカーが登場するかと(勝手に)想像していたド素人は驚いた。
「これトヨタのヴィッツでしょ?…まさかレースの車?」
「そうです。ラリーカーは自動車メーカーが作っている市販車をベースにして競技用に改造を行っているんですよ」
なるほど、公道を走行するからナンバープレートも付いている。よく見たら正統派っぽくスポンサーのロゴいっぱいの車もあれば、美少女キャラを描いた車、ドライバーたちの千社札シールが貼ってある車…実に愛着にまみれた車たちではないか。でも、街でよく見るヴィッツなんだよなぁ。

  • ド素人の新城ラリー観戦記
  • ド素人の新城ラリー観戦記

イケメン発見!明日が楽しみに

1台ずつ車や選手、見どころの紹介があった後、「Go!」の掛け声でラリーカーが動き出す。ラリーカーはゆっくり走りながら、観客とハイタッチ★お、イケメンもいるぞ!いいないいな!つられてハイタッチしに行く。この人たちが明日、レースをするんだなぁ…と思ったら、俄然楽しみになってきてしまった(誰が誰だか分らないけど)。

ド素人の新城ラリー観戦記

で、ラリーってどんなレースなんだろう?

ド素人の新城ラリー観戦記

ということで、そもそもラリーとは何かをお勉強。
「たくさんのマシンが一斉にスタートするサーキットレースと違い、ラリーはいくつかの競技区間(スペシャルステージ=SS)を1台ずつタイムアタックし、その積算タイムで勝敗を争います」
…つまり、1台ずつ走るから、全部の車が全SSを走り終えないと結果が分からないってことか。
「派手なレースを想像してたから、地味に思えちゃうな」
「そうでもないんですよ!面白い例えがあります。
“世界中の最高の食材を集めて、うまい飯を作るのがF1の選手”
“冷蔵庫の中の食材を、うまい飯を作るのがラリー選手”
…ラリーは、正真正銘、本物のテクニックが必要なんですよ」

そんでもって、こういうことだそうだ。
F1はサーキットのコースを暗記して何度も練習して本線を迎えるけれど、ラリーは毎回違う場所で行うため、ドライバーのセンスとテクニックが重要だということ。そして、ラリーはコンビで行われていて、ドライバーと助手席に座ってコース状況を伝えるコ・ドライバーのチームワークが大事だということ。
…知らなかった!ひょっとしてコレ、すごく面白いレースなんじゃないの?

イベントだけでも楽しめるけどね

よし。とりあえず見に行こう。初戦(11/5)は、この時期にしては珍しいぐらいの晴天。家族連れも多くて、芝生でごろごろしている人もいる。車に全く興味がなくても、美味しい屋台もずらっと並んでいるし、ステージイベントもやっているし、普通のイベントとして来ても充分楽しめちゃう。

ド素人の新城ラリー観戦記

SSはリタリア続出の激戦だった

ド素人の新城ラリー観戦記

まずはSS観戦。「観戦エリアガイド」で、どこで観戦するかを確認する。すでに観戦によさそうな場所には人が集まっているので、それを目印にデモランコースにもなっているL字型のコーナーで待つことにした。グォオオオ…ンというエンジン音を響かせて遠くから疾走してくるレース車。うをぉ、カッコいい!と感激したのもつかの間、目の前を通り過ぎ、あっと言う間に見えなくなってしまった。(またすぐ別の車が来るけど)
実はこの日、林道では落ち葉や砂利、湧水の滴る場所など、滑りやすいコンディションに見舞われ、波乱の展開となっていた。全日本選手権出走56台のうち19台もリタイアするというサバイバルレース。番狂わせもあったりなんかして、マニアには大興奮のレースであったとか。うう、知っとけばもうちょっと見方が変わったかも。

モンスター田嶋にクギ付け

途中で、ステージイベントに移動。トークショーに登場した「モンスター田嶋」さんにクギ付けになる(写真左)。とにかく何もかもが大きな男性で(見ればわかる)、そのスケール感に圧倒された。司会の方の話を聞いていると、どうも彼は日本ラリー界の神様みたいな存在らしい。日本人で初めてラリー種目のひとつパイクス競技で殿堂入りを果たしたという。他の選手がかすんでみえるほどの存在感。この人が走ってるとこ、見た-い。

ド素人の新城ラリー観戦記

迫力満点!カッコ良すぎのデモラン走行

ド素人の新城ラリー観戦記

デモラン観戦へ。デモランとは、競技ではなく魅せるための走り。SSではラリーカーは走り去ってしまうが、デモランはヘアピンカーブを猛スピードで攻める。
SSの時よりはるかに大きな音をあげて、直線からぐんぐん加速してきた車がカーブに入り、急ブレーキからドリフトを決める。あまりの加速に後輪から火が!
すげー。ド素人だってわかりますよ、このスゴさ。迫力。観衆からも「おお~っ」とため息とも歓声ともつかないような声が漏れ…映画のカーチェイスを目の前で見てる感覚。これはシビレる~(*‘ω‘ *)いいぞモンスター田嶋!いいじゃん新城ラリー!

お気に入りを決めるべし

初戦を観戦してド素人は思う。イベントとしても面白いけど、こんなに近距離でレースを見られる機会はそうないから、どうせならノッてみるのが一番だと。お気に入りの選手や車を1人(1台)見つけて、まずはその人のレースをチェックする。すると、だんだん他の選手も気になってきて、あらあら不思議、楽しさにどっぷりハマるに違いない。
ちなみに、哀川翔さんも自身のラリーチームで参加されたそうですよ(TOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジ特別戦)!何かと熱い新城ラリー。ぜひ生でその迫力を楽しんで!!

ド素人の新城ラリー観戦記

Event Overview

新城ラリー2018新城市

愛知県や新城市の支援をはじめ、自動車メーカーやグループ企業のラリーに対する理解と協力の輪が広がり、今では愛知県を代表するモータースポーツのイベントとして広く認知されています。県営新城総合公園内に設けたスペシャルステージでは、トップドライバーの迫力ある走りを間近でご覧いただけます。
新城ラリーはコアなモータスポーツファン以外も楽しめるフェスティバルです。ファミリーやカップルで楽しめるステージイベントやクイズラリー、奥三河のグルメが味わえる飲食ブースなど様々なイベントが開催されます。