愛知県美術館 企画展「アブソリュート・チェアーズ 現代美術のなかの椅子なるもの」 | 【公式】愛知県の観光サイトAichi Now

名古屋市

愛知県美術館 企画展「アブソリュート・チェアーズ 現代美術のなかの椅子なるもの」(あいちけんびじゅつかん きかくてん あぶそりゅーと・ちぇあーず げんだいびじゅつのなかのいすなるもの)

【このイベントは終了しました。】

開催日 : 2024年07月18日 ~ 2024年09月23日


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椅子の機能は、座る姿勢を支えるというだけにとどまりません。権威の象徴として表されることもあれば、安楽や拘束のための道具となることもあり、また複数が寄り集まることでコミュニケーションの場を生み出すこともある椅子。椅子は多くのデザイナーや建築家の創造性を喚起する究極のテーマであると同時に、アーティストにとっても魅力的なモチーフとなってきました。アーティストたちは椅子と結びつく多様なイメージをとらえ、作品を通じて社会の中の不和や矛盾、個人的な記憶や他者との関係性などを浮かび上がらせてきました。現代美術における椅子は、日常で使う椅子にはない極端なあり方、逸脱したあり方によって、私たちの思考に揺さぶりをかけます。
本展では、こういった作品を「アブソリュート(絶対的・究極的)」な椅子と呼ぶことにして、主に戦後から現代までの平面・立体・写真・映像・ダンスなど幅広いジャンルの作品約80点における「椅子なるもの」の表現に着目し、椅子という身近な存在から社会や人間の有り様を考察します。

関連イベント

■ダンスワークショップ「《Re: ローザス!》を踊る!」
本展出品作《Re: ローザス!》は、ベルギーを代表するダンス・カンパニー、ローザス《ローザス・ダンス・ローザス》の中の椅子を使ったダンスを踊った映像を世界中から募集するプロジェクトです。本展の会場ではプロジェクトのウェブサイトに投稿された700本近い映像の中から約半数を抜粋し、インスタレーションとして展開します。
本ワークショップでは、参加者が椅子を使ったダンスを踊り、その映像を作品の一部として本展会場に展示します。講師として、ローザス創設メンバーの一人・池田扶美代がベルギーから来日。参加者は3つのグループに分かれてレクチャーを受講し、最終日には全員が集まって、芸術文化センターのパブリックスペースで成果発表と映像撮影を行います。
【日時】
7月23日(火)15:00-16:30 レクチャー(Aグループ)
7月24日(水)10:30-12:00 レクチャー(Bグループ)
7月24日(水)15:00-16:30 レクチャー(Cグループ)
7月25日(木)13:30-16:00 成果発表(全グループが集まりリハーサル・成果発表・動画撮影)
【レクチャー会場】愛知県芸術劇場大リハーサル室(愛知芸術文化センター地下2階) ※ 開始30分前から受付します
【成果発表会場】愛知芸術文化センター内パブリックスペース
【講師】池田扶美代
【対象】小学校4年生以上のどなたでも レクチャー(7月23日または24日)と成果発表(7月25日)の2日ともに参加できる方
【定員】各回先着30名 ※ 参加無料・要申込(先着順。定員に達し次第、受付終了。)
【申込締切】7月9日(火)
【共催】愛知県芸術劇場
【後援】ベルギー大使館

【同時期開催】愛知県芸術劇場「池田扶美代―Rosasレパートリークラス」
日程:7月21日(日)、22日[(月)、23日(火)、24日(水)、25日(木)
対象:ダンス・舞台経験者(ジャンル不問)で、全日程に参加可能な⽅
共催:愛知県美術館 主催・問い合わせ先:愛知県芸術劇場 052-211-7333
※ 申込方法などイベントの詳細については、下記の愛知県芸術劇場のウェブサイトをご覧ください。
https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/event/detail/001256.html

■ワークショップ「walkingpractice / CODE: Knitting_record [SPEC_ APMoA]」
檜皮一彦(本展出品作家)と共に、車椅子の車輪の回転を動力にしてマフラーを編む「車いす編み機」を連れて名古屋の街を歩きます。「車椅子編み機」は地面の凸凹を目地の乱れとしてマフラーに記録する作品です。作品に実際に触れながら、街のバリアについて考えてみませんか。
【日時】7月27日(土)10:30-12:30、15:00-17:00
【集合場所】愛知県美術館ロビー
【対象】どなたでも
【定員】各回8名 ※ 参加無料・要申込(先着順。定員に達し次第、受付終了)
【募集締切】7月13日(土)

■ワークショップ「副産物産店と椅子なるものを作ってみよう」
副産物産店(本展出品作家、矢津吉隆・山田毅)と一緒に、本展の開催地となった埼玉と愛知のアーティストのアトリエや美術大学で収集した廃材/副産物を使って、座れそうなものを作ります。2人のこれまでの活動や作品についてレクチャーを聞いたあとで、色々なかたち・素材の副産物でどのようなものができるか考えます。最後は自分が作った「椅子なるもの」について発表します。
【日時】8月18日(日)13:30-15:30(13:00開場)
【集合場所】アートスペースE・F(愛知芸術文化センター12階)
【対象】小学校4年生以上のどなたでも
【定員】15名 ※ 参加無料・要申込(先着順。定員に達し次第、受付終了)
【申込締切】8月4日(日)

●各ワークショップ申込方法●
①参加を希望するワークショップ名/②氏名(ふりがな)/③年齢/④メールアドレス/⑤ご連絡のつく電話番号を明記のうえ、件名を「【〇月〇日】ワークショップ参加申込」にして、E-mailまたはFAXにて、下記までお申込みください。
※【〇月〇日】には参加を希望するワークショップの日付を入れてください。ダンスワークショップについては、希望するグループ名(A・B・C)も明記してください。
※ いただいた個人情報は厳重に管理し、当事業の連絡以外には使用いたしません。
※ 参加者はボランティア保険に加入します。保険の費用は当館で負担します。

愛知県美術館「アブソリュート・チェアーズ」展ワークショップ係
E-mail:art06★aac.pref.aichi.jp(半角)(★に@を入れてください)
FAX:052-971-5617

■対談「木下知威×伊藤亜紗 椅子と芸術と身体」
木下知威(本展カタログ寄稿者、歴史学者)と伊藤亜紗(美学者)が本展について語り合います。※ 聴講者向け手話通訳あり
【日時】8月31日(土)13:30-15:00(13:00開場)
【会場】アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)
【登壇者】木下知威(本展カタログ寄稿者、歴史学者)、伊藤亜紗(美学者)、モデレーター:鵜尾佳奈(当館学芸員)
【定員】180名 ※ 申込不要・聴講無料。開始時刻に会場にお集まりください。

■ギャラリートーク(学芸員による展示説明会)
【日時】8月11日(日)、17日(土)、9月14日(土) 各回11:00-11:40/7月19日(金)18:30-19:10
【会場】愛知県美術館展示室内
【定員】各回先着30名
※ チケットをお持ちの上、開始時刻にロビーにお集まりください。

イベントの概要outline

  • 多目的トイレ
  • お土産・売店
  • 駐車場
  • 飲食店
  • Wi-Fi
開催日
2024年7月18日(木)~9月23日(月・振)
開催時間
10:00~18:00(金曜日は20:00まで)
※ 入館は閉館時間30分前まで
開催場所
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階)
所在地
〒461-8525
名古屋市東区東桜1-13-2
料金
⼀般1,500(1,300)円/高校・大学生1,300(1,100)円/中学生以下無料
※( )内は前売券および20名以上の団体料金です。
※ 上記料金で本展会期中に限りコレクション展もご覧になれます。
※ 身体障害者⼿帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳(愛護手帳)、特定医療費受給者証(指定難病)のいず
れかをお持ちの方は、各券種の半額でご観覧いただけます。また付き添いの方は、各種手帳または特定医療費受給者証(指定難病)をお持ちの場合、いずれも1名まで各券種の半額でご観覧いただけます。当日会場で各種手帳(ミライロID可)または特定医療費受給者証(指定難病)をご提示ください。付き添いの方はお申し出ください。
※ 学生の方は当日会場で学生証をご提⽰ください。
トイレ
有り
お問い合わせ
052-971-5511
定休日
毎週月曜日(ただし8月12日、9月16日、23日は開館)、8月13日(火)、9月17日(火)
駐車場
美術館専用の駐車場はありません。
※ ただし、愛知県美術館が入っている愛知芸術文化センターには有料駐車場があります(地下3階~地下5階、収容台数512台)。利用料金等はアートパーク東海のHPをご覧ください。

アクセス方法access

  • 電車

    電車でのアクセス

    ◎地下鉄東山線・名城線「栄」駅より徒歩3分
    ◎名鉄瀬戸線「栄町」駅より徒歩2分

  • 車

    車でのアクセス

    名古屋高速道路都心環状線「東新町出口」より3分

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