《ストーリー》
時は明治。「確かな事実だけを記事にする」を信念とする明治新聞社では、若き編集長“春子”のもと、日々様々な記事を世に放っている。
そんなある日、明治新聞社きっての敏腕記者である“明智金之助”のもとに探偵小説家を目指す少年“太郎”が原稿を持ってきた。

「待っていたよ、太郎くん！これは大スクープの予感だな」

太郎の“荒筋（あらすじ）”から様々な事件が動き出す・・・・。

“SCOOP”は5コース
さあ、大スクープをつかみにいこう。

Scoop01 一病者
病人は床から上がって、渋い煎茶を啜りながら、ポツリポツリと独り言を呟いていた。穏やかな冬の日光が部屋一杯に拡がって、座敷をほかほかと暖めていた。夢の様にのどかな冬の午後であった。病人の独り言とは裏腹に・・・。
明治村の謎解きは初めてという方に最適なコースです！
【料金】700円

Scoop02 鏡実験
彼はいつの頃からか世にも不思議な嗜好を持っていたようです。物の姿の映る物、たとえばガラスとか、レンズとか、鏡とか・・・。研究者としての一線を越えてしまった彼の運命とは・・・。
明治村の謎解きに何度か挑戦したことのある方におすすめのコースです！
【料金】800円

Scoop03 白日夢
あれは、白日の悪夢であったか、それとも現実の出来事であったか。芝居小屋で新作噺（ばなし）が披露されていると知り、好奇心が私をそこへ近付かせた。演説者はこざっぱりとした茶の着物を着た落伍者のようだった。
「・・・俺はどんなに女房を愛していたか！」
ドッと芝居小屋中に笑いが起こっていたが・・・。
「難しい謎ほど燃える！」という方におすすめのコースです！
【料金】1,000円

Scoop04 黒い部屋
異常な興奮を求めて集った、七人の素顔を隠した男が態々其為（わざわざそのため）にしつらえた「黒い部屋」の、漆黒の天鵞絨（びろうど）で張った深い肘掛椅子に凭（もた）れ込んで、話手が何事か怪異な物語を話し出すのを、今か今かと待ち構えていた。今晩の話手と定められた新入会員が語る衝撃の内容とは・・・。
「Scoop03」をクリアした方だけが挑戦できるコースです！
【料金】1,500円
※ 挑戦するためには、解決印が押されたScoop03が必要です。

Scoop05 先導者
このところの事件は何かがおかしい、普通ではない。だが、未だこの違和感の正体は何かということを言い表すことはできない・・・。明治新聞社が挑む、この春最大のミステリー！
「Scoop04」をクリアした方だけが挑戦できる、最難関コースです！
【料金】1,800円
※ 挑戦するためには、解決印が押されたScoop04が必要です。

(1)太郎の“荒筋（あらすじ）”を手に入れよう！
明治新聞社(受付)で“参加キット”(Scoop01～05)を購入しよう！
(2)太郎と金之助と共に取材に向かえ！
“参加キット”に書かれたルールをしっかり読んで取材開始！
(3)記事を完成させよ！
手がかりをもとに証言や真実を集め、記事を完成させよう！
(4)新聞発行！
取材結果を記入し、明治新聞社(受付)で報告しよう！

【受付】明治新聞社(正門・北口 付近特設)
【時間】9:30～16:30

期間中、江戸川乱歩の不完全な事件帖に登場するキャラクターをイメージしたスペシャルメニューをご用意いたします。
※ 売り切れとなる場合がございますのでご了承ください。

(1)“黒い部屋”のブラックカレー
“黒い部屋”に集った怪しげな会員たち。素顔を隠した彼らをイメージした漆黒のカレーです。
【料金】1,600円
【店舗】明治の洋食屋 オムライス＆グリル 浪漫亭

(2)“明治新聞社”風クリームソーダ
個性異なる“明治新聞社”のメンバーたちを、3種類のジュレで表現した鮮やかな色のクリームソーダです。
【料金】650円
【店舗】明治の洋食屋 オムライス＆グリル 浪漫亭

(3)穴子天串
穴子の天ぷらは、作家江戸川乱歩の大好物でした。食べ歩きしやすい様に、串にさしてご提供♪
【料金】650円
【店舗】めん処 なごや庵

(4)頭が冴える？煎茶と和菓子のセット
“一病者”に登場する煎茶は渋けれど、この煎茶はさわやかな香りとまろやかな味わいです♪
※ 和菓子は時期により変わります。
【料金】600円
【店舗】京甘未処 なか井茶寮