一宮市
妙興寺(みょうこうじ)
妙興寺は、滅宗宗興により、貞和4年(1348)に開山したとされる臨済宗妙心寺の寺院です。伽藍は、貞治4年(1365)に完成したとされています。南北朝時代、尾張の北朝勢力の拠点として隆盛をきわめました。うっ蒼とした樹林につつまれた境内地は県指定史跡であるほか、「絹本著色仏涅槃図」、「紙本著色足利義教像」、「妙興寺文書」、「紙本著色豊太閤画像」をはじめ、多くの文化財を保有しています。幾度かの災害により、多くの建造物が失われましたが、国指定重要文化財の勅使門は創建当初来の遺構を今日に至るまで伝えています。当門には文和2年(1353)、後光厳天皇より賜った勅額「国中無双禅刹」が掛かっています。
スポットの概要outline
- 所在地
- 一宮市大和町妙興寺2438
アクセス方法access
-
電車でのアクセス
・名鉄名古屋本線「妙興寺」駅より東へ徒歩7分(一宮市博物館隣)
-
車でのアクセス
・名神高速道路:一宮I.C.より約10分
・東海北陸自動車道:一宮西I.C.より約10分
・東海北陸自動車道:尾西I.C.より約15分