愛知県美術館
企画展「近代日本の視覚開化 明治──呼応し合う西洋と日本のイメージ」(あいちけんびじゅつかん きかくてん「きんだいにほんのしかくかいか めいじ こおうしあうせいようとにほんのいめーじ」)
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開催日 : 2023年04月14日 ~ 2023年05月31日
江戸時代から明治という新時代への転換は、政治経済体制だけでなく、人々の生活や文化全般を含む、様々な状況を変容させました。造形活動の領域でもまた多彩な動向が生まれ、展開を見せました。西洋から入ってきた情報や技術、イメージは、当時の日本の人々に新たな視覚や新たなものの見え方や見方、見せ方を開きました。「文明開化」は「視覚開化」でもあったのです。
本展では明治期の美術、工芸を多数所蔵する神奈川県立歴史博物館のコレクションを中心に、他の美術館や博物館・個人蔵の作品や資料を加えて、明治期特有の表現がみられる絵画・写真・印刷物・彫刻・工芸などを集結させます。時代の転換期に、和洋の化学反応によって生まれた様々な表現を、そして、明治美術の新たな一面をご覧ください。
関連イベント
「明治」をめぐるリレートーク
(1)「『美術』のつくられかた──明治のモノづくりの分岐点」
■日時:4月15日(土) 13:30~15:00
■講師:角田拓朗(神奈川県立歴史博物館主任学芸員)
(2)「菊池容斎と『前賢故実』」
■日時:5月3日(水・祝) 13:30~15:00
■講師:由良濯(愛知県美術館学芸員)
(3)「横浜の輸出工芸 陶磁器・漆器とその周辺」
■日時:2023年5月7日(日) 13:30~15:00
■講師:鈴木愛乃(神奈川県立歴史博物館学芸員)
(4)「近代愛知の視覚開化」
■日時:5月13日(土) 13:30~15:00
■講師:平瀬礼太(愛知県美術館副館長)
(5)「新聞付録は面白い!──明治の印刷と美術」
■日時:5月27日(土) 13:30~15:00
■講師:菅野洋人(郡山市立美術館館長)、平瀬礼太(愛知県美術館副館長)
★(1)~(5)共通
■会場:アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)
■定員:各回先着90名
※ 申込不要 ※ 聴講無料 ※ 開始時刻に会場にお集まりください。
明治美術学会・愛知県美術館共催シンポジウム「愛知で考える明治美術」
■日時:4月23日(日)
13:30/開会・主旨説明
13:35~13:50/展覧会概要説明 由良濯(愛知県美術館学芸員)
13:50~14:50/研究発表「写真師宮下欽・守雄 名古屋での活動」中野悠(愛知県美術館学芸員)
15:00~16:30/対談「視覚の何が開かれ、何が閉ざされたのか」木下直之(明治美術学会会長・静岡県立美術館館長)、平瀬礼太(愛知県美術館副館長)
■会場:アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)
■定員:先着50名
※ 申込不要 ※ 聴講無料 ※ 開始時刻に会場にお集まりください。
スライドトーク(学芸員による展示説明会)
■講師:中野悠(愛知県美術館学芸員)
■日時:4月30日(日)、5月13日(土)/各回11:00~11:40 5月19日(金)/18:30-19:10
■会場:アートスペースA(愛知芸術文化センター12階)
■定員:先着90名
※ 申込不要 ※ 聴講無料 ※ 開始時刻に会場にお集まりください。
イベントの概要outline
- 開催日
- 2023年4月14日(金)~5月31日(水)
- 開催時間
- 10:00~18:00(金曜日は20:00まで)
※ 入館は閉館時間30分前まで - 開催場所
- 愛知県美術館
- 所在地
- 〒461-8525
名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階 - 料金
- 【一般】1,500(1,300)円
【高校・大学生】1,200(1,000)円
【中学生以下】無料
※ ( )内は前売券および20名以上の団体料金です。
※ 上記料金で本展会期中に限りコレクション展もご覧になれます。 - 駐車場
- [アートパーク東海駐車場]
有料(アートパーク東海の駐車料金による)
- トイレ
- 有り
- お問い合わせ
- 052-971-5511(代)
- 定休日
- ◎月曜日(祝日にあたる場合はその翌平日)
※ ただし展覧会により臨時的に月曜日に開館する場合があります。詳しくは各展覧会の案内をご確認ください。
◎年末年始(12月28日から1月3日まで)
◎展示替え等による整理期間
アクセス方法access
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電車でのアクセス
◎地下鉄名城線「栄」駅より徒歩3分
◎名鉄瀬戸線「栄町」駅より徒歩2分 -
車でのアクセス
◎名古屋高速道路都心環状線「東新町出口」より3分